【ジョーカー】映画史上最も印象に残る悪役

映画ジョーカー。元々はDCコミックが誇る闇の騎士、バットマンが掲げる正義と対極にあたる価値観を持つヴィランとして作り出された彼ですが、実は原作コミックで1話限りの登場予定だったそうで、紆余曲折を経て今も尚愛されているキャラクターであります。

DCコミックのヒーロー・バットマンの最大のライバルと称されたヴィラン、ジョーカーの誕生譚。コメディアンを夢見る純粋で優しい男が、なぜ狂気に駆られた悪のカリスマに変貌を遂げたのか。

歴代アカデミー賞俳優たちが積み重ねてきたジョーカー像。気が付けば下手に演じることの出来なくなったこのキャラクターに、怪優が迫真の演技で新たな歴史の1ページを刻んでいく。

あらすじ

本当の悪は、人間の笑顔の中にある。

「どんな時も笑顔で人々を楽しませなさい」という母の言葉を胸にコメディアンを夢見る、孤独だが心優しいアーサー(ホアキン・フェニックス)。
都会の片隅でピエロメイクの大道芸人をしながら母を助け、同じアパートに住むソフィ―(ザジー・ビーツ)に密かな好意を抱いている。

笑いのある人生は素晴らしいと信じ、ドン底から抜け出そうともがくアーサーはなぜ、狂気あふれる【悪のカリスマ】ジョーカーに変貌したのか?

切なくも衝撃の真実が明かされる!

見どころ

幼少期の経験から「笑ってしまう」病を抱えながらも、何とか普通に振る舞い社会に溶け込もうと生活する主人公の、悲哀と狂気の階段を駆け下りていく姿を上手く描き、

70年代から80年代の確かに存在した鬱屈した世界観、ホアキン・フェニックスの卓越した芝居、どのシーンも心に突き刺さるような演出、そしてコメディ映画で名を馳せた監督だからこそたどり着いた不謹慎さと溢れるセリフ、

これらが合わさったことで、「ダークナイト」以降語り継がれてきたジョーカー伝説にさらなるカリスマ性が高まった、非常に危険で非常にリアルな見どころある作品です。

ジョーカーを見た感想

今作を見ていて、なぜ今ここまで苦しみながら生きなければいけないのかということを振り返らされた感覚を覚えました。主人公アーサーは精神的な病を抱えながらも懸命に生きようと貧困ながらも努力してきました。

しかし社会的弱者である彼の話など誰も聞くことはなく、自分よりも弱い人間だと思われ言葉や力で暴力を振るわれてしまう毎日。少しづつ膨らむ憎悪を、何とか笑顔と高らかな笑いで自分を抑え続けてきた彼にも限界が訪れてしまう、というもの。

人に笑いを提供したいと望む彼が、生活の面ではひたすら笑いものにされてしまうという辛さをまじまじと見せつけ、周囲のその言動や行動が一体何を生んでしまうのかということを今作では見せつけていたように思えます。




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