【ひつじのショーンUFOフィーバー】人気テレビシリーズの、2作目の映画作品

今回紹介するのは「ひつじのショーンUFOフィーバー」です。アカデミー賞を多数受賞している、イギリスのアニメーション製作会社「アードマン・アニメーションズ 」の人気シリーズ『ひつじのショーン」。今作でも登場するショーンを主役にしたシリーズは、全世界でファンを増やし続けています

2015年公開のシリーズ初となる劇場版作品『映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~』は、全世界で1億600万ドルの収益を上げ、「第88回アカデミー賞 長編アニメ賞」にもノミネートされました。

あらすじ

イギリスの田舎町「モッシンガム」。「モッシンガム」の住人が、森でUFOに遭遇した事件が発生し、町はUFOの話題で持ちきりになります。

一方、町の外れにある牧場で暮らす、ひつじのショーンは、仲間のひつじと楽しく暮らしていました。ですが、ショーン達が遊んでいたフリスビーが、牧場主の使用していたトラクターの中に巻き込まれ、トラクターが壊れてしまいます。

この件から、ショーンの幼馴染で、牧場内を取り締まる牧羊犬のビッツァーに睨まれ、ショーン達は遊びを規制されてしまいます。退屈したショーンは、偶然ピザのチラシを見つけた事から、勝手にピザを注文しますが、これもビッツァーにバレてしまい、全て取り上げられてしまいます。落ち込むショーン達、そこへ、ビッツァーが怒った形相で戻ってきます。

配達されたピザの中身は、誰も食べていないにも関わらず、空になっていました。次の日、お腹をすかせたショーンは、牧場内に食べかけのピザが落ちている事に気づきます。

落ちているピザを辿った、ショーンの前に姿を見せたのは、宇宙人の子供、ルーラでした。

個性豊かなキャラクター達が魅力

「ひつじのショーン」シリーズの魅力は、個性豊かなキャラクター達にあるでしょう。

主人公であるショーンは、好奇心旺盛でいたずら好きですが、頭が良く、仲間のピンチを閃きとアイデアで救う、仲間思いで主人公気質な性格です。ショーンの親友で、牧羊犬のビッツァーは、働き者ですが、ショーン達に振り回されたり、自身のドジな性格からさまざまなトラブルに巻き込まれたりしてしまう、どうしても損な役回りです。

その他に、ショーンとビッツァーのメインキャラクター以外にも陽気で団結力が強く、ショーンをはじめ、ショーンの仲間たちは個性豊かで魅力がたくさんです。

子供向けかと思いきや、大人でも楽しめる作品

ひつじのショーンシリーズの減算を担当しているリチャード・スターザックによると「子供向けというよりも、色んな人達に楽しんでもらえると思っている」と語っている通り、子供はもちろん大人の方でも楽しめる作品です。

特に大人に向けた細かいパロディやオマージュが特徴で、本作を見た方は入念に練られた構成だと感じるはずです。

また、本作品はSF作品だけあり、未知との遭遇、ET、Xファイル、2001年宇宙の旅、メッセージなど数々のSF映画のオマージュがところどころ入っており、思わず笑ってしまう要素も。シリーズ未見の方も、本作をキッカケに、緻密に作られた「ひつじのショーン」の世界を体験してみてはいかがでしょうか。

 




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