2020年7月18日、若き天才俳優・三浦春馬さんが亡くなりました。
人気絶頂の最中、しかも30歳という若さから、悲しみの声がたくさんあがりました。
過去作品を見直す人も増えてきましたが、おすすめはテレビドラマ「14才の母〜愛するために生まれてきた(2006年)」です。
三浦春馬さんは中学3年生で父親になる役を演じ、その演技力と衝撃的なストーリーが注目されました。
「生きるのが辛くても希望を捨てないで」という強いメッセージを感じ取れるはずです。
この記事では三浦春馬さんの魅力や作品の概要を紹介します。
目次
三浦春馬さんの3つの魅力

「14才の母〜愛するために生まれてきた」にて、三浦春馬さんは主人公の彼氏・桐野 智志(きりの さとし)役を務めました。
「イケメンだけど頼りない少年」をしっかりと視聴者に焼き付けて、ここから俳優キャリアが始まったと言えるでしょう。
まずは三浦春馬さんの魅力を紹介します。
魅力①難役を演じきる
「14才の母〜愛するために生まれてきた」の桐野 智志(きりの さとし)は、15歳にして父親になる重要キャラクターです。
実家はお金持ち・カッコイイ・頭も良いと三拍子揃っています。
本作主人公・一ノ瀬 未希(いちのせ みき)の彼氏時代はまだ幼さが残ります。
自分は子どもで、何もできないのに妊娠させてしまった、そういった後悔や苦しみをよく表現していました。
実際に母親の桐野 静香(きりの しずか)に薦められるまま、海外に留学(逃亡)しようかと考えた時期もありました。
しかし最後は自分のすべきことを見つめ、強く生きていきます。
当時16歳だった三浦春馬さんはこの難しい役を完璧にこなし、観る人を世界観に引き込みました。
魅力②どんな役でもハマる
三浦春馬さんの演技力はトップレベル。
「14才の母〜愛するために生まれてきた」では15歳の少年を演じましたが、彼はどんな役柄でもしっくりきます。
他代表作品の例を挙げてみます。
- 『ブラッディ・マンデイ』:天才ハッカー高校生
- 『恋空』:見た目は派手だが優しい心を持つ少年
- 『永遠の0』:海軍関係者を調べる青年
- 『キンキーブーツ』:ドラァグクイーン(女装で行うパフォーマンス)
自然な存在感が作品に奥深さを出し、出演作が発表されるたびに話題となっていました。
また、第31回日本アカデミー賞新人俳優賞・第38回日本アカデミー賞優秀助演男優賞・第24回読売演劇大賞優秀男優賞と杉村春子賞なども受賞しています。
2010年頃から俳優の実力や評判を上げてきたことがわかりますね。
魅力③ストイックさ
三浦春馬さんと共演した役者仲間や芸能人は声を合わせて言いました。
「彼はとても真面目だった。」
役に対しての向き合い方がストイックで、必要ならボイストレーニングや筋トレを行い、激しいアクションもスタンドなしで自ら取り組んでいたそうです。
そのこだわりが演技を磨いていきましたが、精神的には苦しかったのでしょう。
2020年7月18日、自宅で首をつった状態で発見されました。
遺書のようなものも見つかっているため、自殺とみられています。
もう彼が動くことはありませんが、過去作品を通して、演技への情熱を確認することはできます。
「14才の母」概要

「14才の母〜愛するために生まれてきた」のあらすじ・キャストを紹介します。
あらすじ
一ノ瀬 未希(いちのせ みき)は普通の中学生二年生(14歳)。
1歳年上の彼氏・桐野 智志(きりの さとし)と仲良く過ごしていたが、ある日妊娠していることに気付く。
一ノ瀬家は未希に中絶し、名門私立中学に通い続けて欲しいと願う。
一方、桐野家は智志を海外へ向かわせ、事態の収束を図ろうとする。
それでも未希はお腹の子を産みたい、と考えー。
キャスト
- 一ノ瀬 未希(いちのせ みき):志田未来
- 桐野 智志(きりの さとし):三浦春馬
- 一ノ瀬 加奈子(いちのせ かなこ):田中美佐子
- 一ノ瀬 忠彦(いちのせ ただひこ):生瀬勝久
- 桐野 静香(きりの しずか):室井滋
- 波多野 卓(はたの すぐる):北村一輝
- 三井 マコト(みつい マコト):河本準一(次長課長)
「14才の母」Hulu(フールー)で見よう

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Hulu(フールー)は月額1,026円(税込)で、60,000本以上のコンテンツが用意されています。
「14才の母〜愛するために生まれてきた」関連作品として以下の作品も視聴可能です。
- 『恋空』
- 『君に届け』
- 『わたしを離さないで』
- 『東京公演』
Hulu(フールー)なら三浦春馬さんの過去作品をじっくり堪能できますよ。
まとめ
「14才の母〜愛するために生まれてきた」にて注目を浴びた俳優・三浦春馬さん。
2020年7月18日に亡くなってしまいましたが、過去に出演した作品ではイキイキとしています。
どんな役柄も真摯に向き合ってきた彼を偲んで、動画を観てみてはいかがでしょうか。
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